情報部の年度はじめ作業は、死ぬほどたくさんあります。複数人で分担できたら理想ですが、多くの学校は一人で泣きながら作業します。しかも専門的なことが分かる人が一人もいないともう大変。支援員さんに丸投げというのも、こうなればひとつです。
幸い勤務校には、とっても優秀な後輩がいるので、一緒に作業を進めてきました。
子どもの端末は、原則として不可侵です。教員も子どものパスワードは知りません。アカウントカードは、一人暮らしの家の鍵と心せよと伝えています。鍵をなくした、あるいは誰かに一時的にわたった可能性があるなど不安に感じたりしたならば、即座に大人に再発行してもらうように教えています。担任には「絶対に叱らないこと」と伝えています。再発行したのちに、危険性について知らせ大事にあつかうように声かけするよう伝えています。
利用規約などをあらためて印刷・配布します。毎年度、新担任とGIGA開きをします。
新入生には、アカウントの割り当てと、GIGA端末へのテプラ貼り、アカウントカードの発行などをします。GIGA開きはまだ先になりますが、準備しておきます。
勤務校の端末管理状況は大変優秀でして、この3年間で端末破損は1台もありません。充電ケーブルが1つのみ破損しました。死蔵文鎮化していれば、こういう「壊れない」は実現できますが、勤務校はかなり日常づかいが進んでいるので、先生方がていねいに指導してくださっているのと、子どもたちが大事に使ってくれているのだと思います。
個人情報の取り扱いについては、昨今文科省から教委に対して厳しい指導が入っているニュースがありますね。横浜市では、GIGA以前から個人情報保護に関する条例を遵守するようにしています。(どこの学校もちゃんとやっているかはわかりませんが、私の目が黒いうちは勤務校は)GIGA以降は、市から文例も出されているので全校で適正な手続きがなされていると思われます。
学校家庭連絡システムの年次更新やら、校務システムの年次更新作業や、異動職員のアカウント移管作業や、学校の教員の仕事とは到底思えないような仕事が山のように押し寄せていまして、これを年度はじめの数日以内にやらないと、職員のみなさんが仕事できなくなってしまうということ。
今年度はデジタルドリルアプリの導入もあり、会社との渉外や設定に関する作業、個人情報の運用について保護者向けお便りの修正などもありました。
これに併せて、入学式の放送準備や、雨天の可能性があるので着任式・始業式のテレビ放送の準備などもしました。教室の大掃除のあとなどで、各教室の同軸ケーブルがちゃんとささっているかとか、配慮することもいろいろとあります。
というわけで、晴れたので結局休日出勤して進めたのでした。とほほ。
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