小学校の英語は教科化されて、5・6年生で週3時間行われるようになっています。が、横浜市では、以前から1年生より「英語活動」というものを実施しています。評価を行わず、英語に慣れ親しむ活動をするというもの。
英語活動は、担任が行いますが、AET(アシスタントイングリッシュティーチャー)が一緒にやります。子どもからすると、外国の先生が目の前にいるのですから、AETがメインの先生に映るのは当然のことです。でも、AETは学校にいつもいる職員なわけではなく、別の会社から派遣されてくる職員ですから、子どもの理解度やその時々の調子などをつかんで授業の流れをつくっていくのは担任の大事な役目となります。
私が英語ペラペラだったら、なんの問題もないんです。でも、AETの中には、まったく日本語が話せない方もいて、担任との意思疎通がうまくはかれない場合もあるんです。
英語がペラペラの先生は、AETの先生としっかり打ち合わせもできますし、そして授業中でもコミュニケーションをとりながら上手に役割分担ができます。それが本当に理想のかたちであるのはわかっていて、私もどうにかAETとしっかり意思疎通ができるくらい英語が話せるようになりたいと思って努力は・・・しています。
私はスピーキングをほとんどしてこなかったものですから、AETが分かるように話すのがとても難しいです。だから、活動手順を書いて読んでもらうようにしました。AETはそれを読んで「OK」と言ってくれましたが、そこには活動の流れは書いてあっても、「AETに何を支援してほしいのか」ということが欠けていたので、AETを困らせてしまっただけでした。
現状なら、おそらくAETなしで私一人で英語活動をしてしまった方が、子どもは楽しくも活動できるし理解もできるし、ちょっと英語で話せてよかったという気持ちになります。でも、それってやっぱり決定的によくないと思うんですね。英語でコミュニケーションをとる必然性が全くありませんから。数分後にはまた日本語でコミュニケーション取るのだし。教科としてライティングとかリーディングの学習をするというのであれば、私が英語を教えていても全く問題ないと思いますが、「英語に慣れ親しむ」という外国語コミュニケーションをねらいとした時間に、私が一人芝居したらちっともよくありません。
AETも「仕事」ですから、私からだけでなく、向こうからも私とコミュニケーションをとる努力をしてもらいたいところではありますが、まずは私がちゃんとしないと。
授業の打ち合わせに必要な英語の語彙力は、おそらくそれほど多くないと思います。だから、その部分だけでも自分で話せるようにしていかないと。
ちなみに、アイキャッチ画像は、今度の学習の中で使いたいカードをAIに生成してもらったものですが、日本語がうまくイラスト化できないのはともかく、どうして英語のスペルまでミスするんだろう。プロンプトに英語で指定すればよかったのかなあ。
午前と午後と放課後を区別するイラストって、難しい。
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