ドラマ放送30周年記念として、昼に一挙放送している「古畑任三郎」。録画予約をして、ちょこちょこ観ています。テレビをつけるのが面倒で、結局TVerで観ていることも多いですが、とにかくちょこちょこ観ています。
昔から、時代劇、刑事物、サスペンスが好きでした。中3の受験生のときも、夕方再放送されている大岡越前を見ながらカップラーメンで腹ごしらえして塾に向かっていたのを思い出します。水曜9時からやる「はぐれ刑事純情派」とか大好きでした。
古畑任三郎は、刑事コロンボみたいなスタイルです。はじめに犯人の犯行シーンがあり、視聴者は誰が犯人か分かった状態でスタートします。可笑しな刑事がやってきて、ほぼ序盤から犯人がわかってしまいます。犯人に対していろいろととぼけた話をし、それに対して犯人はうまいこと言い逃れようとします。そのうち決定的なぼろを出してしまうんですね。古畑任三郎の場合は、犯人と断定する決定的な証拠を古畑がつかんだとき、場が暗くなり、スポットライトを浴びた古畑が視聴者に向けて
「今回の犯人は〜。でも、決定的な・・・を犯人はやってしまいました。みなさんはお分かりですか?古畑任三郎でした。」
のようなセリフを言って暗転します。
ドラマを観ているのだけど、なんだか自分も古畑任三郎とかさなりながら楽しめるんですね。
再放送されているものは、どれも一度は観たことがある話でしたが、そもそも犯人は分かっているわけで、エンターテイメントとして何度でも楽しめる作品です。
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