カブトムシの季節がやってきた

生き物

 夏休み!キッズは夏休みは森でカブトムシを捕まえる!

 みたいなイメージがありますが、カブトムシを捕まえるなら今頃が旬なんですよ。おそくとも、お盆前まで。夏休みに楽しみにしているキッズは、ぜひ夏休みに入ったらすぐに行くことをおすすめします。

 さて、カブトムシブリーダーの我が家ですが、金食い箱から今年もカブトムシが生まれてきました。

 カブトムシ飼育のいいところを言います!それは、飼育がど素人でもめちゃくちゃ簡単ということ。昆虫ゼリーを与えておけば、しっかり食べてくれるし、オスメスを同じケースに入れておけば後尾してたくさんたまごを産んでくれます。産卵できるように、土の深さがないといけませんが、そこらへんはちょっと調べればわかります。生きた餌も必要ないし、餌以外に必要な世話がありません。幼虫が生まれたら、昆虫飼育マットをどさどさーって入れておけば、勝手にむしゃむしゃ。冬もベランダでほったらかし。まあ、糞が多くなってきたら取り出してマットを追加することになりますが、糞がペレット状になっているので臭いがきついとか全然ないし、マット交換のタイミングも誰がみても分かります。そして勝手に冬眠してくれます。

 カブトムシ飼育のよくないところを言います。それは、金がかかるということ。クワガタなんて昆虫ゼリーは1週間に1個くらい。だけどカブトムシは1匹につき1日1個くらい平気で消費します。幼虫から成虫になるまでに昆虫マットもまあまあ食べます。幼虫を育てなければ、100均で売っている300円のケースで成虫を2週間〜1ヶ月くらい飼育して終わるところでしょう。それであればさほどお金はかかりません。ひとなつで千円もかからないでしょう。ところがどっこい、メス1匹がたくさんたまごを産むし、1・2シーズンも育てていればあっという間にケースは100均ケースから衣装ケースに。そして昆虫マットも毎年20kgくらいは使うでしょう。我が家では幼虫が毎年60〜90匹くらいになるので、成虫になったときの昆虫ゼリーの消費がはんぱないです。家の中で大量に飼うと、夜のがさごそぶんぶんがめちゃくちゃうるさいので、ほとんどはベランダの衣装ケースの中のまま。餌やりのときに少しかかわる程度で、飛んでいかないようにさっさとふたをしてしまう。となると、ほんとにお金だけ消費していく箱ができあがってしまいます。

 毎年飼育して分かったことは、昆虫マットは価格の変動が激しいということ。5kgが300円くらいのときもあれば1,000円を超えるときもあります。安い時期にまとめ買いしておくことをおすすめします。(ベランダや庭にゆとりがあれば)

 近所でほしいというキッズがいれば、すぐさま、いくらでもあげます。職場にも持っていきます。

 気を付けることは、死んだカブトムシやいらなくなった土は、燃えるゴミに出すということ。購入した土には外来の微生物が入っている可能性もありますし、カブトムシにも外来のウイルスなどがいるかもしれないので、近所の公園にお墓をつくるとか、土を捨てるというのは御法度です

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