赤ワインの代表格カベルネ・ソーヴィニヨンは、初心者が飲んで「おげ、にがっ」となって「赤ワイン嫌い」「赤ワインって気取ってるやつが無理して飲んでいるもの」みたいになることあるあるだと思います。少なくとも昔私はそうでした。白ワインは無難にいつでも美味しいと。
スペインのテンプラニーリョは、ピラジンも感じないし果実味しっかりして酸味もほどよくてほんと日本人ごのみ。万人うけします。
それでいうと、南アフリカのピノタージュとかも、日本人には受けると思います。ピノタージュはピノ・ノワールとエルミタージュの交配種。もう10年くらい飲んでいないけれど、赤系果実にちょっとスモーキーな香りがして、味わいも甘い果実感があった記憶。
次に、イタリアのモンテプルチアーノとか、チリのカルメネールとかいったらいいかも。
もちろん、お金が許すならば、5,000〜10,000円くらいで評判のよいボルドーワインを飲んだら一気に赤ワインの美味しさを知ることができるでしょうが、それだとデイリーの楽しみ方にあまりつながらないと思います。
赤ワインでがっつりいくぞーみたいな気持ちがないなら、私はもちろんコノスルのピノ・ノワールをおすすめします。ただ、「ピノ・ノワール美味しい!きわめたい!」みたいになったら破産の道へつきすすみそうだけど(笑)
私がほとんど飲めておらず、これから機会(というよりお金)があったら試していきたいと思っているのはドイツワインとアメリカカリフォルニアワインですね。カリフォルニアワインはお手頃もありますが、ドイツワインって高くないですか?
「赤ワイン」と一括りにしても、香りや味わいはずいぶんとちがいます。自分好みのものもありますし、食事に合わせてワインを選ぶと一気に楽しみが広がります。アルパカやコノスル、イエローテイルなどコスパが抜群のワインがコンビニやスーパーですぐに手に入りますから、そこから始めるのがおすすめです。というか、特別な日以外はずっとそれでいいんじゃないかって自分でも思います。
ただ、ワインは、品種・土地・収穫年・生産者などによって様々な個性を感じるというところです。日本酒などもきっとそうですよね。人付き合いをしているようなものです。それぞれのよいところを探しにいく楽しみ方が、ワインにはあります。
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