バッタ、知っていますよね?
バッタを知らない、見たことがない日本人はいないんじゃないかなと思います。
では、バッタを描いてって言われたら、どうでしょう。描けるかどうかわかりませんが、私の予想だと、おそらくほとんどの人は「ショウリョウバッタ」を思い浮かべて描こうとするんじゃないかなと。
でも、バッタみたいに、草っ原にいて、緑色していて、人が近づくとジャンプする虫っていろいろな種類がいます。多分、「トノサマバッタ」というのも聞いたことがあるし、なんとなくイメージがつくと思います。
でもでも、「トノサマバッタ」と「イナゴ」の区別がつく?と聞かれたら困るんじゃないかなと思います。トノサマバッタは緑色で、イナゴは茶色?みたいに。
実は、ショウリョウバッタですら、茶色になるんです。ピンクっぽいショウリョウバッタだっています。私の感覚では「秋になって草が枯れてくると、バッタも枯れ草色になる」という感じです。
娘と一緒に近所のスーパーに行く途中で、「ツチイナゴ」の幼体を見つけました。アイキャッチ画像のやつです。これ、イナゴなんですよ。成虫はもちろん茶色くなりますが、幼体はこんなに鮮やかな黄緑色で、しかもちょっとキュートなんですね。農家の方はキュートだなんて思わないでしょうけれど、ちょっとこの時期は草っ原に目を向けてみると、いろいろな生き物が観察できて、意外に楽しくなりますよ。
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