交通規則を守ろう

自転車

 5月に道路交通法が改正され、11月1日から施行されます。自転車の違反をしっかり取り締まっていく方向に改正されています。

 この話題について、私は定期的に発信していますが、今回も全ての自転車乗りと共有したいと思います。

 日頃の通勤で自転車を利用していますが、毎日のように出くわすのは「右側通行による通行区分違反」です。自転車も車両ですから、公道では左側走行をします。ところが、右側走行をしてくる人がいるんですね。結構大きな通りでも向かってくる人がいるので驚きます。おそらく「自転車は車道を走る」という感覚がまだない人なのだと思います。だから、「道の端を走行していて、むしろ人の迷惑にならないようにしている」というつもりなのだと推測します。私は徐行して、場合によっては停車してやりすごします。

 先日、川沿いをランニングに行ったときには、「歩道を徐行せず走行」する自転車や、「スマホのながら運転」する自転車がたくさんいました。普段市街地を通らない分、そういう人にはあまり出会わないのですが、これが現実なんですね。どちらもめちゃくちゃ危険です。

 ただ、最近お年寄りの自転車では、「歩道を徐行して走行」を守っているだけでなく、「車道よりを走り、歩行者優先で人がいるときは停車する」ということを守っている方が多くなったように感じています。自分の身の危険も感じているからかもしれませんが、ニュースなどをよく見ていることで意識が高まってきているのかもしれません。

 守っていない人が罰せられればいい、そう思っているのではなく、1日も早く正しい交通規則を知って、それを遵守してほしいという気持ちです。

 自転車乗りが、あまり意識していないことで、11月から罰則があるものを挙げてみます。

  • 通行区分違反(右側通行など)
  • 一時不停止(停止線で止まらない)
  • 徐行せず歩道走行(そもそも歩道は原則子供とお年寄りだけが例外的に走行できる)

 スマホのながら運転は「ダメと知っている」はずなんです。また、信号無視も同じです。言語道断ですね。でも、上の3つは、いまだに無意識的に違反している人が多いのだと考えています。ですから、何か重大な事故につながる前に、そして違反として取締られて逆ギレする前に、規則を守れるようになるといいなと思います。

 以前も書いたかもしれませんが、自転車走行帯がきちんと整備されていない場所が多い現状では、歩道を走行する自転車が減らないのはしかたないと思っています。自転車は歩行者からしてみれば凶器ですが、それでも車道ではあまりに無防備とも言えるんです。歩道走行を厳格に取り締まることは難しいでしょうが、自転車乗りは「歩行者優先」という当たり前のことを意識して、接触事故を起こすか起こさないかではなく、歩行者を驚かせないという意識で走行させてもらうのがよいでしょう。後ろから抜きたいなら、「すみません」と声かけるのも大事なマナーですね。

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