今年の総合は、なかなか立ち上がりが遅くなってしまい、巻き気味で進めています。
手品を極めていきたい、多くの人をびっくりさせて喜ばせたいという目的のもとで学習を進めています。
しかし、今はいい時代になりましたよね。私が子どもの頃は、小学生にできる子どもだましレベルの手品は本に紹介があって覚えましたが、難しいのは本にやり方が書いてあっても難解でさっぱりわかりませんでした。今は、(手品業界としてはかなり賛否両論あると承知していますが)YouTubeなどによって結構なレベルのマジックも、わかりやすく解説されています。子どもたちも、それを見ながら、いくつかを覚えてきています。
子どもたちとやるのは、大掛かりな仕掛けのあるものではなく、基本的には「腕前勝負」のマジックです。たとえやり方が分かったとしても、そう簡単に真似できないレベルになるのが目標。
また、手品ショーはエンターテイメントですから、ただ手品がうまいだけじゃだめなんですよ。そこのところ、目的と照らし合わせながら、じっくり進めていきたいと考えています。
「子どもだから、失敗してもほほえましい」と拍手を送ってもらうようなショーをやりたいわけではないという、子どもたちの言質もとっています。プロは難しいにしても、セミプロと出会って、また多くの立場の人にショーをして、人の笑顔をつくるよころびや、難しいことと面白いことの表裏一体さなどを実感していく活動にしていきたいです。
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