血が止まらない恐怖

闘病生活

※本投稿は、2月9日にしたものです。

圧迫止血について

 PICC(抹消静脈カテーテル)の部分からじわりじわりと血がにじんできます。シールで保護されたところには血が溜まってしまい、そこから漏れてきてしまう状態。

 そこで、ガーゼをあてて圧迫止血をしています。きついというほどではありませんが、上腕にしっかりぐるりとテープを巻いています。それでも少しずつ漏れてきて、ベッドのシーツが血で染ったりします。これがとってもこわいです。にじむ量は微々たる量なので、これをもって失血死とかないのでしょうけれど、急に出血量が多くなるとか、それが夜中におきたらとか、余計な心配をいろいろしてしまいます。今、一番の私のストレスはこれです。

 急性骨髄性白血病の特徴で「血が止まらない」というのがあります。血小板がものすごく少なくなっているので、さらさら〜と出ていってしまうのでしょうね。ドクターからは「頭と肺から出血したら助からない」と言われています。

 それなのに同時にDIC(播種性血管内凝固症候群)といって、異常な凝固作用によって血管内に血栓をつくりまくってしまうというおそろしい合併症があります。身体中のいたるところでこれがあると最悪多臓器不全になります。

今日のできごと

 血小板とフィブリノーゲンを輸血しました。中に入れていくものがたくさんあります。ドクターには、今はとにかく安静にしているようにとのこと。いろいろたくさん入れると、体には負担もかかるそうです。

 妻が夕方来てくれて、「水を使わない災害用シャンプー」というのをしてくれました。少しさっぱりしました。清拭用の温かいタオルは病院がくれるのですが、体を拭くととても気持ちがよいです。

 職場の方からメールをいただきました。がんばっている様子も伝わりましたし、応援してくださるメッセージに「生きる希望」をいただきました。何ができるわけでもありませんが、「耐える!」とかそういったがんばり方ができそうです。

本日の体重55.8kg。むくみがとれてきたのかな。

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