5週間にわたる地固め療法の1回目が終了しました。トリセノックス(三酸化二ヒ素)という薬を2時間点滴するというシンプルな治療でした。ヒ素は、一般的には致死的な毒として有名です。毒をもって毒を制すとはいったもので、どういうわけか私の罹患している白血病には有効な薬なのです。医師の適切な管理のもと決められた量の投与で安全性が保たれているのですね。ヒ素は半減期も早いですし、概ね尿から排泄されるようなので、そこまで累積の毒性はなさそうでよかったです。
自宅に戻ると誰もいません。しばらくするとゆりちゃんが帰ってきました。キッズの登録がなかったので、?と思ったけれどもう6時間授業が始まっているということなのです。帰ってきたと思ったら、おやつを食べてすぐ遊びに出掛けてしまいました。さねは、今日授業参観・懇談会があったため、部活動はなかったようで、私が帰ってくるより先に帰宅してとっとと遊びに出掛けていたようです。
荷解きして、おうちコープ入れたりしていたら、それだけでふ〜っと疲れてしまいました。
トリセノックスの影響で、白血球数と好中球数が減少してきているので、感染症には気をつけて過ごします。貧血のときは鉄分をとるとよいとよくいいますが、白血球を増やす方法なんてふつう知りませんよね。多分、睡眠が一番だと。早寝を心がけようと思います。
2週間の自宅療養期間を、穏やかに、満喫します。やっぱり家族と一緒にいられるのが幸せ。
コメント