2月か3月にクラウドファンディングで購入したUGREENのNASyncが入院前に届きました。
NAS(network adaptive storage)は、よく職場のイントラネット内に置かれていて、およそローカルのネットワーク内でファイルの保存ややり取りをするために使われます。ファイルサーバーとして機能しているものがほとんどです。
最近は、自宅にあるハードディスクに外からアクセスできるような機能を持ったものが出てきています。ファイルサーバーとしては目新しいものではありませんが、詳しい人でなくても簡単に設定がされて、かつセキュリティが確保された状態でアクセスできるものが増えてきています。
今回購入した理由の一つは、「家族みんなで保存領域を十分確保したい」というものでした。AppleやGoogleにあるクラウドサービスも無料分では全然足りません。かといって、あちこちのサービスに登録して分散するというのは運用も管理もとっても大変になります。
写真データなどを保存するためだけにクラウドサービスに課金するのは絶対にしたくないんですね。課金した月分、容量が増えていくならまだしも、写真は整理しない限り増え続けるわけで、そうなると過金額が果てしなくなってしまいます。Google Oneのように、AIなど「毎月課金して使い続ける意味がある」ものとセットでないと検討にすら上がってきません。今回購入したものは、いわゆるパーソナルクラウドと呼ばれるものになります。
正直いって、自宅外からそんな頻繁にパーソナルクラウドにアクセスすることはないと思います。自宅内でNASを運用してもさほど困ることはないと思いますが、自宅内だけならずっと稼働していなくても良いし、コンパクトなSSDでいいかなとも言えます。パーソナルクラウドを利用するメリットは、一度導入してしまえば、ハード面をあれこれ取り替えたり持ち運んだりしなくて良いことです。コンパクトなSSDも便利なのですが、私の日常だとそれほど出番もなく、使いたい時に「あれ?どこやったかな?」とかなりますし、「こっちのSSDじゃなかった」みたいなこともおきます。
今回導入したUGREEN NASyncは、オリジナルのOSが入っており、さまざま便利なアプリケーションが用意されています。小難しい画面はなく、写真の整理もお任せできてしまいます。
どこに置くか問題がありました。我が家は訳あって、ONU兼ルーターの機器のルーター機能はOFFにして、ブリッジ接続したWi-Fiルーターからメッシュ化しています。訳というのはONUの置き場所が家の端っこで、そのルーターからだと寝室などの電波が弱すぎてしまうということ、それに解決としてメッシュ化するために仕方なかったということなんですけど。本当ならONUに直接接続したいわけです。少しでも速度にロスがないから。でも、そうすると我が家のネットワークには接続できないんですよ。そんなこんなで、カテゴリ8で7mのLANケーブルを急いでポチり、Wi-Fiルーターからは離れたテレビの横に設置しました。(テレビ録画用としても使うことを想定して)
入院直前に慌てて設定したので、色々不十分ですが、次に退院したらもう少し工夫します。
※HDDは別売りです。私はWD Red Plus 8TBを購入し、RAID1で運用します。
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