しんどいの自分だけと思うな

闘病生活

 入院して1週間が経ちました。

 予想していた通り、今回の入院はしんどいです。「地固め療法1」で使用したヒ素だって、一般的に言えば致死的毒物で大変なことですけれど、今回の「地固め療法2」で使用している物は、強力な「毒」です。

 吐き気と下痢、そして味覚障害も出てきました。これは「予定通り」なんです。だから、「薬=毒」の用法容量をきちんと管理してもらい、私はただ耐えるということ。ドラゴンボールの超神水みたいに、耐えられたらスーパーパワーが得られるんだったらいいんですけれどね。ま、私はスタンド発現したからいっか。

 吐き気は薬のおかげか、だいぶおさまっていますが、味覚障害もあってご飯もおやつも美味しくいただけません。そんな時に私がしているのは、「うまそうに食べる動画」を観ること。

 1月の入院の時はYouTubeで「MAX鈴木」の大食い動画を観ていました。それから「美味しんぼ」を観て、YouTubeで「武士飯」を観て、今は「孤独のグルメ」(私はアマプラで)に帰ってきました。

 このあとは「ミスター味っ子」とか「中華一番」とかに脱線するっていう手もあります。

 孤独のグルメ観ていると「うわ〜食べたい!」ってなります。そういうのは出てこないけど。退院を待ち遠しくなるためにもいいかもね。退院したら、こういうのを食べよう!みたいな。

 とにかくしんどさに耐えながら、自分でできる対処法を考え実践している毎日です。

 でも私がこんな毎日を送っている中、妻はワンオペで、中学生の息子の部活動保護者会に出席したり活動費振込したり必要な物品購入したり、塾の帰りを待ったり、娘の宿泊学習の準備手伝ったり、トラブル指導したり・・・、そして私の面会にも来てくれたり。実悠は私がいなくても“困って“はいなさそうですが心配してくれているし、娘はお父さんっ子だから私が入院すると体調崩すって話だし、「お父さんいないと家に味方がいない!」とぷんぷんするらしいし・・・。両親も兄妹も心配してくれています。

 「急性白血病」という、「死」が連想される大病というものは、周囲のみんなにもしんどい生活を強いてしまうものなのですね。血液の病気は特に入院期間が長くなってしまうとドクターも看護師さんも話していました。今回の治療もまだまだ前半ですが、家族みんなでがんばります。

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