もう一つの「がん」

闘病生活

 というタイトルで始まる予定だったけれど、そういう結果がはっきりとは示されませんでした。

 顔面ニキビの具合も大して良くなんないし、お腹の調子も良くなんないし、なんだか今日は頭が少しかゆいし。吐き気はだいぶ治った感じ。でも味覚はまだ戻ってこない感じ。絶賛抗がん剤副作用真っ只中です。

 今週から火曜と金曜が採血(血液検査)のスケジュール。いよいよ血球が下がってきました。

項目基準値(μL)先週の金曜日今日
白血球3,300 – 8,6004,4001,300
血小板158,000 – 348,00012,200049,000
好中球1,250 – 7,0003,9501,030
病院の検査基準による

 感染症対策あるのみ。

 今日は眼科にかかることにしていました。先日のブログで書いた通り、左目の視力がグッと下がったような気がしているからです。主治医には「気のせいでしょう」「病気とは関係はないです」というお話を頂きつつ「大丈夫ということを確かめるためにも受診してみましょう」と言っていただいたので。

 眼科ってすごく混んでいるのね。一人ひとりにかかる時間が長いからでしょう。午前中に検査をして一回診察をして、午後にまた検査をして診察をしました。眼科の先生には「近視が進む年齢はもう過ぎているからねえ」と言われつつ、目の奥までくまなく見てもらいましたが「異常なし」ということでした。疲れ目になりやすいだけかな。

 きっとついでに「ろうがん」が始まってますよって言われると思ったんだけど、「ろ」の字も口にされなかったので、釣りタイトルのままにはなりませんでした。老眼ってのは徐々になっていくものですよね、きっと。だからわざわざ診断しないのかしら。

 眼科受診で1日が終わりました。

 夕方、副院長の先生(血液内科の先生だから)が回診にきてくださいました。最近、毎日のように来てくれます。いつもニコニコして楽観的な言葉掛けをしてくれるのですが、顔のニキビを見て表情が曇りました。ドキッ!

 「水痘・・・?」最近流行っているというじゃないですか。大人だと帯状疱疹になって大変なやつじゃないですか。これ、今の抵抗力でかかったらヤバすぎるんじゃないかしら。命、持ってかれちゃうんじゃないかしら・・・もうすっかり怖くなりました。

 副院長先生は、どちらかというとヘルペスの可能性について少し頭を巡らせていらっしゃるようでした。「あなたの免疫力なら大丈夫だけど、治療の方針はちょっと変わるな。」「ちょっと先生たちと話しておきます」と言って去られました。

 今日の夕食後から抗菌薬を2種類服用するんですけれど、それとの相性とか大丈夫かしら。心配。水疱瘡もヘルペスもウイルスだから、薬を使うなら抗ウイルス薬ですよね。ああ〜不安がどんどん膨らむ。

 せっかく「目は異常なし!」だったのに。もう一つの「がん」はなかったけど、ガーン。

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