急回復、そして退院

闘病生活

 よい意味で予想外のできごとです。

 水曜日の好中球110から、今日は一気に510へ回復しました。血小板の値もぐぐっと基準値近くまで上がりました。

 退院の判断基準であった「好中球500以上」を達成したので、突然の退院です。

 淡い期待だけはもっていたのですが、週末に帰れるとのことで、とても嬉しいです。

 午前中にPICCを抜きました。研修医の先生が「はい、抜きますよ〜。痛いなどあったら言ってくださいね。はい〜〜。」と言ったかと思ったら、カテーテルがすごい勢いでするするする〜っと抜けて2秒くらいで終わりました(プラグの取り外しとか消毒とかはゆっくりやりましたけど)。

 帰りの支度はまったくしていなかったので、午前中かけてゆっくり荷物をスーツケースに入れました。

 胃薬を飲んでいるのにここ2日くらい夜寝ているときに胃があれているような感覚があるので、それを主治医に伝えたら一応退院期間中も胃薬を出してもらえることになりました。飲んでてもそういう感覚だったので効くかはわかりませんが。

 昼食後、看護師さんが来るのを待ち、13時半ごろ無事に病院をあとにすることができました。

 荷物はパンパンで重たいし、久しぶりの外の世界がまぶしいし、風強いしで、貧血なので、ゆっくりゆっくり歩きました。無事に帰宅できました。

 おうちコープを家に入れていたら、娘が帰ってきました。「え??おとうさん???」とびっくり。来週のどこかと言っていたのでとてもびっくりしていました。感動の再会でぎゅーしました。「おとうさん帰ってくると思わなかったから、遊ぶ約束しちゃったよ!」だって。いいんだよいいんだよ。

 おうちコープをすませて一息ついたら、少しだけ荷解きしました。2週間後にまたそのセットを持っていくので、洗濯物とメガネと充電器だけ取り出してっと。

 「帰る」という大仕事をしたので、疲れて一休み。

 夕方、息子が帰ってきました。私が寝室で静かにしていると。「ただいま〜!って誰もいないと思うけどっ」と言いながらリビングへ。さすが実悠。誰もいなくてもちゃんと挨拶をするのね。すごい速さで手洗いうがいをしたかと思うと、すかさずマイクラを立ち上げた様子。こっそりリビングの様子をうかがう私。テレビでマイクラを立ち上げている音がするのに、手元ではスマホでショート動画を見ている笑。しばらくして、私に気づいて「わっ!おとうさん!!どうしたの?」やっぱりそういうリアクションになるよね。「足ついてるか確認した方がいいよ」って言ったら、素直に足を確認して「うん、ついてるよ?」だって笑。

 以前はずっとクリエイティブモードでやっていたと思ったのですが、最近はサバイバルモードに挑戦しているのだとか。夜が明けるまで穴にずっとこもっていたから、放置していたんだとか。

 夜には妻とも再会して、家族みんなで夕食をとることができました。幸せ!

 21時にはみんなで寝ました。

 何もできないへろへろの役立たずの私。でも、一緒にいることを喜んでくれる家族がいる。

 ありがとう。

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