お子様ランチの定番といえばオムライス。
だけど、実際に子どもが注目しているのはオムライスでもオムライスに立っている旗でもなく、サイドメニューの唐揚げとかポテトなんですよね。あはは〜。
お子様ランチのせいで、オムライスはおこちゃまの食べ物っていうイメージをもたれている方もいるかもしれませんが、あんなにうまい食べ物なかなかないと思うくらい、私は好きです。
食堂ならあるかもしれませんが、洋食屋に入って「オムライス頼むのはちょっと・・・。」というアダルトな人の救世主、それは「オムハヤシ」です。
オムハヤシは、残念ながら中はチキンライスではありません。白いご飯です。でもふわとろの卵焼きがご飯を覆い、その横にハヤシ(牛肉の薄切りと玉ねぎをデミグラスソースで煮込んだもの)がかかっていて、見た目も味わいも満点な一品です。
ハヤシライスの名前の由来は諸説あるようで、ハヤシさんが作ったというのが有力なんだそうです。
今日は、冷蔵庫にあるものではなくって、わざわざ買い物に行ってオムハヤシを作ります!
牛の薄切り肉は500g入ったメガパックが売っていたので、そちらを購入。育ち盛りがいるから食べ切るかもしれないし、余ったら後日私の昼食にすればいいから。
めずらしく家でにんにくを切らしていたので、にんにく。オレガノやバジルはあるのに、パセリはなかったので、無駄に(乾燥)パセリも購入。ハヤシライスのルーはパス。卵は大量に使うから家にもあったけれど購入。マッシュルームを忘れちゃいかんよ。
せっかくホットクックがあるのだけど、私まだ使ったことないんですよ。こんなところでまさかの機械音痴を発揮しなくてもいいのに。というか、せっかく時間があるから、ゆっくりゆっくり料理するのも楽しいかなということです。
さてさて、4人分のオムハヤシ調理開始〜。
玉ねぎを2個、薄切りにします〜。量がすごいからボールにうつしておきます。
マッシュルームたくさん入れたいけれど、実悠が嫌な顔すると残念だから気持ち少なめに6個くらい。食感は残したいからやや厚めにカット。
にんにくは2片ほど、粗めのみじんぎりに。細かくしすぎると香りだけになるし焦げ付きやすいし。
お肉には、全体に小麦粉を塗しました。まんま煮込んでもいいんですけれど、にんにくと一緒にちょっと焼いた方がぜったい美味しいじゃん。でも焼いて硬くなっちゃうと食感悪いじゃん。中華料理屋さんの油通しみたいな感じかしら。
いったんお肉を引き上げてから、玉ねぎじゅうじゅう。しなってきたらお肉再投入。マッシュルーム投入。ちょっとだけ塩胡椒。すぐにお水入れて、あとはコトコト。
ちょっとブヨってきていたトマトをカットして投げ入れる。皮の食感が残らない方がいいなと思ってちょっと小さめにカットして潰しておきました。大1個、中1個、リリコみたいな小さいやつ6個くらい入れましたが、これは完全にお好みの量かなあ。
ケチャップ大さじ2くらい。トマト入れたから少なめで。ウスターソースは我が家にはないので、中濃ソースを大さじ2くらい。コンソメスティック2つ。ワイン入れたかったけれど開けられないから料理酒ちょっと。これも大さじ2くらい入れたかな。さいごに、はつみつ大さじ1ほど。バターは20gくらい。
我が家の料理はけっこうトマトベースが多いです。コクというよりはちょっと酸味のある感じ。これは好みの問題なので、コクをつけるならやっぱりハヤシライスのルーを入れるといいんじゃないかなあ。なんかインスタントコーヒーの顆粒を少し入れる人もいるらしいけど。
オムレツを上手にとんとんとかできないから、お茶碗に入れたご飯をひっくり返したおやまにかぶせるだけね。

今日は時間をかけてちゃんと作ったから(調味料はテキトーだけど)、男の料理じゃなくて、シェフの味になりました。ゆりちゃんが大喜びしてくれたので、よかったです。「おとうさんの料理もおいしいよ」といつも気を遣って言ってくれる実悠も、「このマッシュルームは食べれる」とか言っていたからちゃんと美味しかった模様。
実はお昼頃に買い物行って疲れて、昼食後にちょっと具合が悪くなったから夕方まで寝ていたんです。そこからだらだら作っていたから、終盤に妻さん帰ってきて、サラダとか準備してくれたのでした。
いやあ、これに赤ワイン飲めたら、ほんと最高なのになあ。
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