今日は外来受診日。予約票には「骨髄検査かも」と書いてあります。
診察時間の1時間以上前に行って、血液検査をします。
血液検査自体はすぐに終わります。日によって採血方法がちがうのは謎だけど。
待ち時間はゆっくり本でも読んでいます。中待合室に呼ばれる番号がディスプレイに更新されるたびにでかい音が出ます。
血液検査の結果は良好。白血球の値も増えてきており、好中球数の数もしっかり増えました。血小板の数は、前もそうでしたがオーバーシュートしています。多すぎると血栓ができてしまうのではと心配になりますが、骨髄抑制からの回復では通常の流れなので大丈夫とのことです。じきに正常値にもどってきます。ヘモグロビンの値は回復傾向でした。輸血しないですんだのは若かったからかも。
好中球数がしっかり回復していたということで、今日やっぱり骨髄検査をすることになりました。
今日は研修医の先生がやることに。やる先生もやられる私も緊張〜!汗
腰骨の辺りから順番に触っていって、腸骨にぶっさす位置を決めていきます。あの手術で使う消毒をしっかり肌に塗り込んでいきます。そして、あの手術で使う青い布をかぶせていきます。
私はうつぶせだから見えないんですけれどね、一つ一つ説明しながら進めてくれるのですね。
麻酔注射をします。見えないからどれくらいの量を入れているのか分かりませんが、歯医者さんでやる量よりは多いのでしょうね、多分。注射したところをぶにぶにぎゅうぎゅう押すんです。効いてきているかを確かめているのか、周囲に浸透するように広げているのかは分かりません。
さあ、麻酔が効いたら、いよいよ骨髄検査用の太い針をブッ刺します。麻酔が効いているので「押されたような感じがします」と言われます。でも研修医さんは慎重を期しているからでしょうが「もし痛みがあったらすぐに言ってくださいね!」と言ってくれます。でも、その言葉が怖いんですよね。痛みが出ちゃうんじゃないかって。
骨の中にある骨髄液を採取するってことは、骨に穴が開くってことですよね。
採血のように、針が刺さるとすぐに吸引するわけじゃないんです。どうしてか分からないけれど、刺さった状態で安定したら「さあ、吸引するぞー!」みたいになります。
骨髄液を吸引するときは、独特の疼痛が伴うので、声をかけて心の準備をさせてくれるってことのようです。知らなかったけれど、息を止める方が疼痛が緩和されるらしい。まあ、止めますよ、怖いから。
研修医さん、慎重に慎重にやるから、時間がかかるんですよ。ドキドキが止まりません。
「では、採取しますね、いちにの、さん!」「・・・。」
あれ、「・・・。」ってひょっとして。
「もういちどいきます。いちにの、さんっ!!」
そう、いつも2回採取するみたいなんですよね。
結局、「近くに先生いませんかね。」と看護師さんに話す研修医さん。
他の患者さんの診察を終えて主治医の先生が戻ってきました。「一度抜いちゃって。」という声。
というわけで、もう一度やり直し。でも、主治医の先生は慣れに慣れているからなのか、もともと思い切りがいいからなのか、あっという間に終わります。今回は、確かに吸い取るときに痛みがありました。
「今回の処置は、勉強のために研修医さんにやってもらってもいいですか?」なんて聞きません。そんなこと聞いたら、ほとんどの方が「嫌だ」と断ってしまいます。教育実習生が入るクラスの保護者に、「うちのクラスに教育実習生を1ヶ月入れて授業させていいですか?」なんて聞かないのと一緒です。次世代を育てることは、とっても大事なことです。ちゃんと指導する人がサポートしながら、育成していくんですね。がんばってほしいなって思います!
人に針を刺すって、めっちゃ怖いですよね。自分に針が刺さるのもこわいけど、私だったら人に針を刺す方が怖すぎてできない〜。看護師さんは躊躇なくできるけれど、それも何度も練習と経験を積んできたからですよね。血管なんてそんなにぶっといわけじゃないから、針が血管を貫通しちゃったら大変だ〜とか素人としては考えてしまいます。骨髄穿刺も「刺しすぎちゃったら」って思うのかも。ドキドキする〜!だんだん覚えて慣れていくのでしょうけれど、人によってはいつも緊張するでしょうね。
いや私も怖かった〜。骨髄検査は毎回緊張します。主治医にやってもらっても緊張します。
次回の入院手続きを終えて、ゆっくり歩いて帰路へ。バスはまたタッチの差で行ってしまったので、電車で帰ることに。すごーく久しぶりに娘のスイミングの見学に寄りました。
ゆっくりゆっくり歩いて帰宅。もう夜です。は〜、疲れたので今日はぐっすりかな。
刺さった場所はしばらく痛いので、今日は寝返りがちょっと大変。
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