今日は娘の土曜参観がありました。
土曜参観、以前は半日公開してたりしましたが、今は勤務校だと2時間になりました。
娘の学校は1時間だけの公開。思い切ったなあと思うけれど、負担を考えたらそれで十分だと思います。そもそも月曜スタートの週で6日目に行事とか公開授業をするって大人も子どももめっちゃくちゃしんどいんです。好ましくないです。学校によっては、月曜日が祝日の週の土曜日にあてていたりします。あるいは、週のどこかに祝日があるとき。6日連続も大変だし、その6日目というのは疲れ果てています。
娘のクラスは音楽の授業でした。技能教科はなかなか授業参観にあてられないのです。担任がもっていないということや、非常勤講師が専科を担当しているということ、体育や音楽は行事で公開していることが多いといった理由が挙げられます。
それでも、担任でない時間の子どもの様子や、日常の音楽や体育の様子を参観することは、とても大きな価値があります。
授業が始まる前、音楽専科の先生が教室後ろにいくつか椅子を並べて「よかったらどうぞ〜」と言ってくれました。娘の学年が3クラスになって教室に椅子があまっている、スペースがあるということもあったでしょうが、私のように1時間立っていられない立場の人間にとって、これはとってもありがたかったです。あとで推測したのですが、どうも私のことを慮ってやってくださったのではないかと。
音楽の授業を参観するのは教員の立場でも新鮮です。技能教科では、技能を高めることも大事ではあります。ただ、それが第一の目標にはなかなかならないんです。(体育は個人内技能の向上を直接的にめあてにしやすいけれど)だって、「今回の制作は、点接着の技能を高めるために行います。」といって行ったらアカデミックすぎるんですよ。だから、「高低差のあるところをビー玉が転がって、ゴールに向かっていくおもしろコースを作ってみよう」みたいな活動を設定して、それがうまくいくためには柱を立てるために精巧な点接着が必要だよね、みたいな流れで技能の向上に主体的に取り組んでいけるようにするんです。
音楽は、特に「楽しい」が絶対条件とも言えます。その上で、意識できる観点が増えたり技能が向上するほどにより豊かに楽しめるようになるから、めあてが決まっていくんですね。「今日はこれが目標です!」と言ってそれを意識させることも大事なんですけれど、でも音楽の1時間の中で気づくこととか伸ばせる力は、子どもによってそれに限定されません。それなりに意識させつつ、広く、子どもの伸びやかな音楽へのかかわりに価値づけや意識づけをしていくのがよいのでしょうね。言うは易し、行うはかたし〜。
一つの歌を、「次はちょっと低い音程で」と変調していって、最後には「じゃあ今度は高い音程で」とやっていくなんて、すごく勉強になってしまいました。
メインはリコーダーだったかな。花笛を教材にして、音の長さやペアでの交互奏や音の重なりなどを練習していました。
ペアで練習したあと発表をしたのですけど、みんな上手だったなあ。娘のペアは練習中はびっくりするくらい静かだったから大丈夫かなと心配しましたが、とっても上手でした。娘のふりかえりを見たら、テンポを合わせることを気をつけて吹いたと。確かに発表のときは先生が伴奏するからテンポが決まりますが、友達と練習しているときは、伴奏がないから相手とテンポを合わせることが大事になるんですね。さすが、音楽の才もあるわ♪
授業が終わったあと、私に抱きついてくる娘のところに先生が来て、「よかった〜、お父さんが見にこられて〜」と声をかけてくださいました。やっぱり気にかけてくださっていたのですね。感謝の気持ちでいっぱいです。
家に帰ると、もう今日の仕事は終了といった感じでエネルギー切れしたので、午後はお昼寝をしました。
夕食では、とうとう!ワインをあけました。金曜日に主治医の先生が「他に何か聞きたいことはありますか?」と尋ねてきたチャンスにすかさず「ア、、アルコールは。。」と言うと、「いいですよ〜。」と許可をいただいたのです!!大酒飲んでも、どうせ血液検査ですぐに分かりますけどね〜と言いつつ、すぐに「でも、目安を決めましょうか。ワインだったらグラス1杯までにしましょう」と。
1杯でもいいです。わーい!
ワインセラーにあるワインの中からいろいろ悩んで、キャンティ・クラシコ・リゼルヴァにしました。明日ゆりちゃんの誕生日会をする予定で、「ピザが食べたい!」と言っていたので、イタリアワインにしようかなとチョイスしました。自分で買っておいてなんなんですけれど、珍しくセラーの中にはイタリアワインが多めにありました(4本くらい?)。
開けてから調べて気づいたのですが、どうもお正月にエノテカで購入したワインくじのワインだったようです。6,600円ということで、お高めしっかりワイン。いいチョイスでした。熟したプラムやチェリーの香り、飲み口にはけっこうタンニンが感じられます。カベルネ・ソーヴィニヨンが入っているからかな。サンジョベーゼの酸味はあまり感じられなくて、しっかりとボディを感じます。スペアリブなんかとも合いそう。おいしい〜!
夜は雨の中、実悠が塾に行ったので、お迎えに行きました。歩きで夜ひとりで帰ってくるのは寂しいでしょうし怖いですからね。
充実した1日でした〜。
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