レバーは克服できるのか

日記

 今日は外来受診でした。血液検査の結果、好中球はやや下がり気味でしたが、

「治療始まってしまったら、つきすすむのみって感じで」

ということで、予定通り来週月曜日からの入院が確定しました。骨髄検査の結果、分子学的寛解の状態も保たれているようで安心しました。

 さて、昨日できなかったレバニラ炒めの話をします。

 息子の体育祭で体力を全て使い果たして(出場したわけではない)いたので、自転車で向かいました。自転車もゆっくり漕いだけれど、息切れする始末。早く鉄分を摂取せねば!

 ちゃんと仕込みをすることで、美味しさは段違いに変わるって、みんなわかっているけれど、日常では仕込みしている時間ってないんですよね。

 鼻つまんでごっくんすらできないほど嫌いな食材なものですから、私、当然中華料理屋さんでもレバニラ炒めなんて頼んだことがありません。名称からしてレバーとニラが入っていることは分かりますが。まあ炒め物だから、ぶっちゃけいろいろ入れてもいいのでしょうけれど、ニラはくたっとするよりもシャキシャキした方が美味しいでしょうから、それに合う食材がよいのでしょう。

 玉ねぎ切って、もやしはそのまま、ニラはざっくり切って置いておきます。

 調味料は、もたつかないようにあらかじめ、しょうゆ・酒・オイスターソース・創味シャンタン・砂糖を混ぜておきます。

 レバーは牛乳につけておくと臭みが取れるらしいんですけれど、私は牛乳も嫌いなので、切ったあとに水洗いしました。血抜きされて色がだいぶ変わってきたらこんなものかなってところで。

 レバーには、塩・醤油・酒・おろし生姜をまぜこんで、それから片栗粉をまぶしました。衣、だいじよね。

 中華料理屋さんだったら油通しするんですけれど、我が家では油ひたひたでの揚げ物などもしないので、フライパンに多めにひいた油にレバーを入れていきます。う〜ん、焼き加減がわからない。焼きすぎたら絶対まずくなる。でも肝だからちゃんと火を通さなくっちゃ。

 カンピロバクター対策は75℃以上1分以上加熱ですよね。ひっくりかえしながら、2分は焼きました。本当はくしか何かさして、赤い汁が出ないのを確認したほうがよいのでしょう。まあ、後で最終加熱するので、ここで一旦あげておきます。あとは食事の直前まで待ちます。

 実悠が塾だったので、まずは3人分。にんにくと生姜をきざんで香りをつけたところへ、玉ねぎ投入!それからもやし入れてレバー入れて少し炒めたら、ニラと調味料を入れてが〜っと回したら出来上がり!

 心配だったので、一つレバーを切って断面を見てみましたが、中まで色が変わっていたのでいい具合だったと思います。(我が家は普段の肉でもしっかり火を通すようにしています)

 いざ、実食!中華炒めならではツヤツヤ感と、調味料の香りで、見た目はめっちゃ美味しそう!

 一つ食べてみて・・・

「・・・なるほどね。やっぱりレバーはレバーだったか。」

というのが正直な感想(爆)。

 でも1つでおえ〜ってなることはなく、しっかり1食分食べることができました。2つ目からは結構いいかんじで。多分、レバーを包丁で切ったときの、切断面によったのかも。きれいにサク〜っと切れたときと、細胞がぐしゃ〜って潰れたようなときがあって、ぐしゃ〜ってした方はイマイチだったのかな。わからないけれど。

 食感はどうしたって、普通の肉の方がいいと思うなあ。子どもたちも「食べれる!(おいしくはないけど)」「レバーだけだったら無理だけど、一緒に食べると美味しい!」と言っていました。

 なんでも、実悠はハマ弁でレバーが出てきたことがあって、クソまずで食べれなかったんだそうで(冷えているというのが大きいのでしょうか)。私と同様に食すのにビビっていましたが、しっかり一食たいらげていました。

 妻だけ後からの食事だったので、一食分炒める前の状態で残してあったので、また出来立てで食してもらいました。妻は我が家で唯一レバーが大丈夫な人なので、「美味しい!」と言ってくれました。

 克服できたかというと、まあ「克服はできた」かな。

 また作って食べたいかって言われたら、微妙な感じ。お薬のつもりで「スタミナつけなくちゃ!」ってときには作るかも。普通の中華料理屋でレバニラ定食を頼む日はくるかわからないなあ。

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