分子標的でやっつける

闘病生活

今回の治療で使用するマイロターグ(GO:ゲムツズマブオゾガマイシン)は、分子標的抗体薬です。

専門性は0なので、受けた説明や調べたことをもとに書きます。

オゾガマイシン(カリケアマイシン誘導体)という強力な細胞傷害性をもつ抗腫瘍性抗生物質が、2本鎖DNAを切断して細胞をやっつけるのですが、毒性が強すぎるのでそのままは使えません。

そこで、白血病細胞の表面に顔を見せているCD33というタンパク質に結合する、ヒト化抗CD33モノクロナール抗体というものを共有結合させた「抗体薬物複合体」です。

CD33タンパク質がある細胞に結合すると、オゾガマイシンが細胞内に取り込まれて死滅するというもの。

分子標的薬というのは、特定の分子(今回だとCD33タンパク質)がないとくっつかないので、抗体薬物複合体は、手当たり次第ぶっ殺すみたいな強力な抗がん剤よりも副作用や体へのダメージが少ないという利点があります。

なので、本当だったら安心して投薬されるはずなんですよね。

でも、免疫機能によるアレルギー反応であるアナフィラキシーと似たような、インフュージョンリアクションという反応が出るということで、抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤、副腎皮質ホルモンなどを服薬・投薬しておさえながら入れるということで、「本当に大丈夫なのか?」とむしろ今までよりも緊張します。

また、場合によって重篤な肝障害を起こすということで、今はその副作用が一番不安です。

分子標的だから他の細胞や臓器には何も起きないんじゃないの?と素人ながらには十分には理解できないわけですが、死滅した細胞の処理とか、残留したカリケアマイシンとかそういったものが肝臓に負担を与えるのだと。また、クッパー細胞(肝臓に常在するマクロファージ)にも少しCD33を発現するものがあるらしく、それが肝細胞にも影響を与える可能性があるようです。

10時過ぎから19時くらいまでかかりました。(実際にマイロターグを入れたのは2時間)

夕食のときくらいから、寒気がして、発熱しました。

37.9℃という微妙な熱。38℃を超えたら血液検査をして、いろいろ点滴などをしていくことになるとのことでしたが、ギリギリだったので、ひとまず氷枕で様子を見ましょうということになりました。

夕方まで無傷だったので、何事もなく終わってワーイと思っていたのですが。

おそらくですが、21時台は38℃超えていたと思います。でも、息苦しさとかはなかったので、とにかく布団にくるまってじっとしていました。あまり眠れなかったけれど。

0時になること、熱が引いてきた気がしました。37.0℃まで下がりました。ほっ。

これで、ひとまずは安心です。

あとは数日から1週間のうちにおきるかもしれないという、一番心配な肝障害が出ないことを祈るのみです。

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