3日間勤務を終えて

日記

昨年の1月22日に入院して、使えていなかった年次休暇を全て使い、そのあと療養休暇をとり、6月から10ヶ月の休職でした。

横浜市一般職職員の分限に関する条例に則って、横浜市教職員第一健康審査会(精神疾患以外の疾患)で、休職申請をしてきました。急性白血病で入院治療中でも休職期間は3ヶ月しか認められず、8月にはまた診断書を書いてもらって休職期間の延長申請をするというようなことを繰り返して、どうにか10ヶ月休職することができたという状況です。

実質1年間のブランクがあるため、一昨年度と昨年度に異動をされた職員の方々がいらっしゃって、いつも以上に寂しく、また不安が募りました。

育休からもどられた先生もいらっしゃって嬉しかったです。育休からもどられた方は、初日に職員打ち合わせで挨拶をされ、そして職員は拍手で迎え入れました。私は何もありませんでした。精神疾患ではないけれど、まだ一人前ではないからかもしれません。これだけ世間でも教員の多忙さが叫ばれている中、役立たずどころか面倒かける人間が1としてカウントされていることは、現場に大きな負担であることを重く受け止めています。とにかく3日間、申し訳ない気持ちいっぱいで過ごしました。

若手の先生がひとつまた成長されていて、きらきらしていて眩しいです。すごく嬉しいです。

新しく異動・着任された方も、すごくドキドキしながら気を張った3日間だったと思いますが、張り切っていましたし、何より子どもとの出会いを楽しみにしている様子がとてもすてきでした。私も少しお話できて嬉しかったです。

担任や担当など、今は書けないですから、それに付随する関わりについても書きません。

子どもたちと新年度のスタートを切れるのは、楽しみで仕方ありません。でも、それと同じくらい、職員に迷惑をかけそうで心配です。(「子どもや保護者の方に迷惑をかけてしまうことが不安」とは書きません。だとしたらそれはガバナンスの問題になっちゃうから。)

この3日間の中で、多く時間を費やしたのは、やはりICT関係です。システムの初期設定だとか、一人ひとりの端末の整備だとか、アカウント処理だとか。組織でのグループウェアに新しいものが導入されたこともあり、先生方がそれを分かりやすく使えるようにどうしたらよいかと試行錯誤したものもあります。職員室のPCとGIGA用のiPadでは両立できない機能などがあって、徒労に終わった作業もあったりします・・・。

一番じっくり頭を使ったのは、プライバシーポリシーの刷新についてです。私が休んでいた昨年度に発覚して全国ニュースになった変態教師事件のこと、そしてこの1年でまた生成AIの技術が進み、卒業アルバムからのAI加工による性加害・被害の事案がニュースになっていることもあり、「撮影のガイドライン」や「肖像の取り扱い」についてより適切にし、かつ丁寧に説明していくことが求められていると思います。テンプレとにらめっこするわけですけれど、私としてはどうしても安全と尊厳を一緒くたにしたくないのです。これは法的根拠が異なる点からもそうですが、教育機関だからこそなおさら意義を明確にしたいのです。個人情報の取り扱いについては、法令に基づいて粛々と遵守できるポシリーであるべきで、いっぽう肖像や著作に関する取り扱いについては、プライバシー保護というのは一側面でしかなく、盗撮のような犯罪防止についてはポリシーに盛り込む内容ではなく別の防犯マニュアルの策定にゆずる内容であり、また最も重要なのは広報や表彰に関わる尊厳に対するポリシーを示すべきだと思っています。

学校広報の研究に携わってきた中で、児童の写真の顔の部分にモザイク処理加工をしたものにもよく出あいました。作品の一部が切り取られたり、本人の意図しない文脈で使用されたり、色合いなどが加工されたりしたものにも出あいました。これらは全て「尊厳を傷つけるものだ」と私は感じてきました。

「個人情報」という言葉は、かなり雑に扱われます。なんでも一緒くたにされます。そのせいで、安全という大義の前で尊厳を守ることがおろそかにされることも多々あり、私はそれを看過できないのです。はい、個人の思いです。

子どもたちと笑いの絶えない毎日、職員も笑顔で過ごせる毎日を提供したい、その思いは変わりません。&健康第一をみんなに啓発していきたい。

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