家に帰るまでが○○

教育

 「家に帰るまでが遠足です。みなさん、気をつけて帰りましょう。」

このセリフって、今の子どもたちが言ったりするんですけれど、それがネタだってどうして知っているのかなあって不思議。

 今日は、区内の授業研究会でした。子どもたちは給食ありの短縮4時間授業。下校させたら、他の学校の5時間目に間に合うように大急ぎで移動をします。まあ、移動があることを加味して、授業校の5時間目は、通常よりも遅らせてスタートするのですが、それでもほんとに大急ぎです。

 私が勤務する区はとても広いので、勤務校や授業校が駅から離れていると大変な時間を要します。まあ、仕方がないのでしょう。研究会の役員だったりすると、校内で他の先生にお願いをして、早めに出させてもらうこともあります。

 問題は、帰りだと思うんですよね。勤務終了時刻まで研究協議会をやるんです。ここで天国地獄の分かれ道があります。

 日頃、公共交通機関を利用して通勤している先生は、いつものように残業ができないから「いつもよりも早く帰れる日」になります。そういうノー残業デーも大事です。

 家庭に小さな子がいて保育園や習い事のお迎えが必要など、自転車で通勤している先生のような場合は、とんでもなく大変なことがおこります。出張は公共交通機関を利用していくこと、という流れがあるんですね。そうなると、長時間かけて行った出張先から、長時間かけて勤務校に戻ってきて、それから帰宅しなくてはいけないのです。お迎えが間に合わなくなったり、暗い夜道を子どもだけで帰らせなくてはならなくなったりします。

 というか、そういうのっぴきならない事情うんぬん以前に、この通勤に要する時間というのは、社会的にもっと真剣に考えていきたいものですね。

 ま、私は週案作成とか重点研究のこととか、授業参観の準備などやることもたくさんあったので、帰校して仕事したんですけれど。今日はおくさんが「お迎え行ける」と言ってくれたので、残って仕事できたんです。

 ChatGPT画伯のおかげで、疲れが吹っ飛びました。この後ろの幼児は、いったいどうやってお父さんの自転車についてきているんだー!笑

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