まだまだ出てくる

教育

 学校の情報部の仕事が尽きないというか、次から次に増えてくるというか。

 他の情報担当の方の記事を見て「ほんとにそれ」って思うことが、「くわしい人」とか「機械得意な人」とか言われて都合よく使われているけれど、それ全部「一つひとつ調べてやっている」ということ。これ言っちゃったら「わからないことを、調べてどうにかする人」か「わからないことは、知っていそうな人にどうにかしてもらう人」ってことなんですよ。で、繰り返しになるんですけれど「知っていそうな人」は決して「知っていた人」ではないんです。

 こうやって、情報担当の人は、気をつけていないとどんどん器用貧乏になっていくんです。だって、人が「わからないわからない」いうから、仕方なく調べてやってあげているから。情報担当の人は自分の時間を奪われつづけるために、自分のことがちっとも前に進まないんだから。

 という、世の中の情報担当の先生方に、15年くらい前のこの曲を聴いてもらって、少し落ち着いてもらおう。

 昨今は、さらに「教育の情報化を、苦手な先生にも広めるためには、率先して助けてあげたり、言い方気をつけて優しく教えてあげることが大事」という大事ハラスメントがあるそうです。

 いや、それ自体は至極真っ当なことで、私は情報担当としてそこに力を入れたいと思います。でも、それは決してなんでも安請け合いするってわけでもないし、お互いの仕事の分を弁えて敬意を払うということが前提にあると常々感じております。どの仕事でも同じですよね。

 年がら年中、結構テクニカルな仕事がある情報担当ですけれど、特に年度はじめは作業を要する仕事がかさみます。「手分けしてやろう」とか「指示してくれたらやる」と簡単に言いますけれど、そう、この仕事量にさらにマニュアル作れと言われているようで死亡フラグが立つなんて声もよく聞きます。

 一番よい解決策は、「他の業務を減らしてもらう」だと思います。そして、「声をかけない」だと思います。

 教委に申請してある手続きがちっとも進まない様子からすると、教委の情報担当も、今死ぬほど忙しいんだと思います。みんな全力でやっているから、お互いに察していくのが優しさです。

 世の中の情報担当の皆様、4月をがんばって乗り切りましょう。

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