日曜日に、左義長がありました。
住んでいる町では、サイト焼きがさかん(?!)で、けっこうどこでもやっています。
私は子どもの頃「どんど焼き」という言葉で知っていましたが、なぜかここでは「サイト焼き」の呼称です。全国的にはいろいろな呼称があるようですね。それらの一番正式であろう名称は「左義長(さぎちょう)」です。
どんど焼きでは、主に正月飾りを燃やします。
積み上げた飾りを一気に燃やすんですけれど、そこに書き初めで書き損じた作品などを入れて燃やし、灰が空高くに舞うと字が上手くなると言われています。
小正月に歳神様を送る伝統行事で、燃やしている火で餅や団子を焼いて食べると、1年間無病息災と言われています。
とんど(歳徳)、とんど焼き、どんど、どんど焼き、どんどん焼き、どんと焼き、さいと焼き、おんべ焼き等とも言われるが、歳徳神を祭る慣わしが主体であった地域ではそう呼ばれ、出雲方面の風習が発祥であろうと考えられている。
wikipedia 「左義長」より
実は、子どもの頃は周辺でどんど焼きをやっていなかったので、大人になるまではテレビでしか見たことがありませんでした。テレビでは、正月飾りを燃やすとダイオキシンが出るから、どんど焼きはやらなくなったと言っていた記憶もあります。
今、住んでいる町では、がんがんにサイト焼きやっていますけれどね。
ただ、今年のサイト焼きでは、環境に配慮して、持ち寄って積み上げられた正月飾りを、町内会の役員さんが分別して、燃やせるものだけを燃やしていました。
規模が小さく、安全にやっていたからか、例年のように消防車が待機していませんでした。小さな子どもたちが消防服を着させてもらって、消防車をバックに記念写真を撮らせてくれるなど、よいサービスがあったのでちょっと残念です。
木の棒にぶっさして焼いていた紅白餅も、竹串に刺してバーベキューコンロで焼きました。風情がなくなる、みたいな物悲しさを感じる方もいらっしゃったかもしれませんが、いろいろなことに配慮しながら、地域行事を開催し続けてくれることには頭が下がります。
餅につけるのもみたらしタレとおしるこが用意され、また御神酒と甘酒も用意されていました。私はタレを選び、そして甘酒をいただきました。おいしくいただきました。
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