大人の世界の、なんたらハラスメントについてはね、人によって意見がちがうみたいね。
私は10年以上前に「なんたらハラスメント」されたことを主張していいと思っているし、10年以上前に「なんたらハラスメント」したことを今ごろに反省してもらっていいと思ってる派。
だって、社会で言われているか言われていないかだけのちがいで、当事者は嫌だったんだもの。
自分がしてしまったことって、10年経って忘れないでしょ。これは人によるのか。反省は終わることがないのよ。そしてされたことだって、ずっと忘れない。定期的に思い出して嫌な気持ちになる。飲みの場で話のネタにできるくらいには消化できるものもあるけれど。
個人的な話をすると、私は「パワハラ」のうち、公開処刑(みんなの前で咎められる)とか恫喝(でかい声で威圧的に指導する)とかはされても平気な方。「残念な人だな〜」って思うだけだし、周りは私のことを味方してくれているって思うから。でも「部署外し」みたいな権力濫用されたら徹底抗戦しちゃうだろうなあ。
どうしてもダメなのが「セクハラ」。されるのも、されている人を見るのも、嫌すぎる。でもこれは本当にむずかしい。たとえば、握手を求められて全然平気で応じられる相手がいる一方、絶対受け付けないって相手もいるでしょう?ひっさしぶりに再会して抱き合って喜べる間柄もあるでしょうけれど、両手広げて近づいてきたら逃げてしまう相手だっているでしょう。この歳で「よくがんばったね〜」って頭なでられたら全身鳥肌出るよね。でも子どもの頃だったら素直に嬉しかったはず。生理的嫌悪って、要するに他に要因があるんじゃないかなって。
心の距離だけでは全然ないと思うんだけど、距離感をいつも意識してくれている人って、自分のことを大事にしてくれているって感じる。
これまでの人生経験からすると、パワハラする人とセクハラする人は、大体同一人物。ハラスメントは受けると、本当に心の中でずっと引きずってしまうでしょう。罪だよね。相手はほとんど無意識だってところも。
この仕事柄「カスハラ」ってのは難しい。学校でカスハラって言ったらモンスターペアレントのことになるよね。このブログでは何度となく伝えているけれど、保護者のクレームの99%は正当なクレームだから。学校はモンペ扱いなんてしてない。でも、知っておいてはほしい。1%はいるってことを。
クレームは落ち込むよ。子どもの顔が浮かぶ。申し訳ないなあって。でも、変えるのは自分だから、襟を正すのみ。
私自身が気をつけなくちゃって思うのは、モラハラ。人格否定とかにらむとか無視するとか、そういうのないけれど、息子に説教するとき、長時間になっちゃう。「ああ、追い詰めちゃったな」って反省する。
仕事でいったら全部だよね。やっぱり弱者を相手にする仕事では、ほんとうにいつも自分を戒めておくことが大事。そして感覚をいつもアップデートできるようにしておくことが大事。自分は意識高い系って思ったら終了だよね。


コメント