「神の雫」という漫画を読んだことはありますか?実は、私はありません。ワイン好きな人ならきっと読んだことがあるであろう漫画で、そして神の雫を読んでいたら必ず知っているであろうワイン。それが「Ct. Mont-Perat」です。
ワイン辛口評論家のロバートパーカーが激評したなどと、あちこちで売り文句になっています。シャトーマルゴーやシャトーラフィットは15万円以上もして、全く飲むことなんてありませんが、そのマルゴーやラフィットよりも高得点をつけたとして話題になったモンペラは、今でも2,000〜3,000円で手にいれることができます。
モンペラを飲んで、「あ〜、マルゴーやラフィットは、こんな充足感なのかなあ」と思いを馳せる人もいるでしょうし、単純に「美味しいワインで、外したくないときはモンペラ」と決めている人もいるかもしれません。ささやかな贈り物で赤ワインとなってモンペラを選択する人もいるかもしれません。(贈り物で赤ワインはハードルが高い気がするけれど・・・)
今回購入したヴィンテージは2020年。あとで調べてわかったのですが、近年の最高得点のようです。
抜栓直後から、カシスやブラックチェリーのような果実の香りがします。メルロー主体の華やかさにも、メルローだけど黒系果実の香りもしっかりする、そんな感じです。
口当たりはとってもなめらか。ストラクチャーはしっかりしています。果実味とともにドライフラワーのような香りが鼻からゆっくりぬけていく感じ。余韻もしっかり楽しめます。
1日目はカレー、1日おいて(休肝日?)2日目は鶏ガラ出汁の鍋。肉料理と合いそうですが、単独飲みも楽しいと思います。



ボルドーワインですから、ヴィンテージによってワインの品種の混合比率はちがうようです。カベルネ・ソーヴィニヨンが多めの年もあるようです。2020年はメルロー85%、カベルネフラン15%だそうです。
星4つ。
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