ちょっとワイン名にどこまで入れたらいいのか迷ってしまうのですが、フレデリック・マニャンによる、「コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・クール・ド・ロッシュ 2017」です。
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュが、原産地の呼称。5つの村がこれを名乗ることができ、このワインは、ブロションという村のぶどうが使われているということです。
クール・ド・ロッシュは、その畑の土質を表しているといえばよいのでしょうか。ロッシュとあるように石と岩盤が育んだぶどうということです。
ワインの品質が、日照や気候、土質などに左右されるものですから、こういった地域名・村名や土質によって、どういった品質のワインかが表されているとも言えます。
ピノ・ノワールですが、やや濃い目のルビー色。果実の香りですが、普段飲むピノ・ノワールとはかなりちがった複雑な香り、ややスパイシーさを感じます。口当たりは、すっきりとした酸が感じられ、果実味に加えてしっかりとしたミネラルとほのかなタンニンが余韻として残っていきます。
濃厚というよりはエレガント。その問答無用の美味しさと飲みやすさに、手がとまりません。
妻と一緒に飲んだとは言え、1日で1本あけてしまったのは、初めてかも。
安くはないので、星4つ。たまにはご褒美ワインに飲みたい。
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