三度の買い物

日記

 真夏並みの猛暑。

 外出禁止令って感じですが、今日は買い物に。

 スタミナ切れの我が家。貧血気味の妻と熱中症気味の娘、しっかり貧血の私。

 増血&スタミナつけるぞと思い、実は入院中から「ニラレバ炒め」を退院中に作る計画を立てていました。

 計画って・・・と思うかもしれませんが、我が家ではニラレバ炒めを作りません。予想ですが、他の家庭でもあまりレバーは家で使わない食材かなと。

 私は食べ物の好き嫌いが多いのですが、鼻つまんでごっくんもできない唯一?の食材がレバーです。子どもの頃から本当に大っ嫌い。ほんのわずかでも美味しいと思った試しがない。

 高校生のとき、陸上部の仲間が「長距離は貧血が天敵。だからレバーを食べた方がいい。」といって、「焼き鳥のレバーなら、食えるぞ!!」と強くすすめてきたので、一緒に焼き鳥を買って食べたことがありました。私はくそまずでやっぱりダメでした。少ない自分の小遣いで、こんな不味い食べ物を買ってしまったことを後悔したくらい。

 勤めてから、職場の人と焼肉屋にいって「レバ刺し」を食べたことがありました。そのとき、初めて不味くないレバーを食べました。でも、食中毒などがあって今は法律で生のレバーは提供されませんよね。不味くなかったけれど、きわめて美味しかったわけでもないから、まあ未来永久に食べることはないとは思っていましたが。

 車酔いする人が、自分で運転すると酔わないって言うじゃないですか。

 それと同じで、自分でしっかり料理したら、もしかしたら食べられるかもしれないみたいな。

 過去嫌いで食べられなかった食材でも、給食のおかげで食べられるようになったものもありますから、まあこれが「人生でラストチャンス」として、レバーに挑戦してみようと思った次第です。

 まずスーパーへ。ニラやもやし、それと家で切らしていたオイスターソース。我が家ではストックしていないうま味調味料を買います。そして、スーパーではレバーは買いません。とにかく臭みができる限りない、新鮮な鳥のレバーを求めるのであります。

 家から一番近い精肉屋へ向かいました。なななんと、シャッターが降りているではないですか。

 ネットで定休日は調べていたはずが、開店時刻がまだでした。

 しかたなく帰宅して、昼食をとり、午後にあらためて向かいました。

 しかーし、今度はシャッターが開いているのに、肉が一つも並んでいません。おまけに自動ドアも開かず店内へ入れません。店内をガラス越しによーく見ると、計りの上に「月水木は定休日」のような手書きの紙が。ええ〜、ネットの情報と全然違うじゃーん。がっくし。

 Google Mapsで調べると、駅近に背肉屋さんが。もう出てきたついでだから、駅までなら歩こうと思い、そのお店へ。

 ところがどっこい、シャッターが降りています。世の中の精肉屋さんは水曜日は定休なのでしょうか。

 あと近所で知っているお肉屋さんは一つしかありません。またちょっと家から離れてしまいますが、もう駅まで出てきたので、行ってみることに。

 開いていました!わーいと思って店内へ。

 お店の人が入ってきた私を見るなり「焼肉?」と聞いてきました。そんなに焼肉顔だったのかしら。

 ディスプレイにレバーがありません。

 「あの、レバーはないのですか?」と聞くと、

 「毎日中華料理屋さんに卸すからあるんだけど、解凍する必要があるから2時間くらい前に連絡をもらわないと。」とのこと。お店のご主人が冷凍庫からレバーを出してきて、包丁を入れてみたけれど、やっぱり無理と。

 いや、豚レバーではなく鳥レバーなんです、って話したら、「鳥レバーは、注文を受けたら発注するの。そして火曜日と木曜日に仕入れるのよ。」とのことでした。

 諦めて帰路につこうとしたのですが、ふと「木曜日に仕入れるということは、今日お願いしたら明日買えるのかも」と思い、また店内へもどり、聞いてみました。すると、頼めるということでした。ただ、注文がないと仕入れないものだから、500gからなのと。いや〜、200gか300gで迷っていたのですが、500gも食べれるかしら。

 「比内地鶏のレバーで、とっても美味しいのよ。500gなんてぺろりよ!」と明るくお話しされたので、お願いすることにしました。

 というわけで、今日は作れません。

 夕方、妻に頼まれていたアンジェラアキみたいな名前のトマトを買い忘れていることに気づいて、またスーパーへ。明日は実悠の体育祭なので、お弁当に入れる食材が必要だったのです。

 いや、今日はよく歩きました。へとへとのへとへとです。

 昨日の件で、午前中は専任の先生と、そして午後はカウンセラーさんと電話もしたので、なんだか大忙しの1日でした。

 何もできていない1日だけど。

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