今週飲んだワイン「MARANGES LE SAUGEOT 2013」フランス・ブルゴーニュ地方マランジェ地区のワインです。ブルゴーニュのピノ・ノワールなんて、デイリーには飲めません。ほぼ１ヶ月がんばった自分にご褒美です。
きれいなルビー色。でも1,000円未満のピノ・ノワールのような淡い透き通ったルビーとはちがう、濃い中心から外側に向かってオレンジ色になっていくような熟成を感じるルビー色。
香りは、いちごのような甘い香りがふわ〜っと広がってきます。ダージリンのような紅茶の香り。
ピノ・ノワールは、すっきりとした酸が口に広がってくるものだと思っていましたが、穏やかな感じ。そしてちょっと驚きましたが、タンニンも感じられました。そしてスパイシーな香りが余韻としてのこっていきました。これが複雑さなんでしょうね。なめらなかまとまり感がはんぱなく、感動。
長期熟成向きでまさに10年の時を経ているのですが、飲み始めてから実悠に「ぼくの生まれた年だ」と言われ、「あ、これしっかりセラーで熟成させて、実悠の成人に贈るのもよかった」と思ったのでありました、がもう飲んでしまいます。素晴らしい色合いと、豊かな香りだけ分かちました。
星５つ。旨安ではないけれど、ブルゴーニュのピノ・ノワールで10年ものなら、十分お値打ちだと思います。市場価格は4,500〜6,000円くらいの様子。私はワイン福袋で3,500円で買いました。またいつか飲みたい。
ジュブレシャンベルタンのワインが1本家にあります。さて、いつあけようかしら・・・。
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